靴の痛みには、さまざまな要因があります。「足と靴と歩行」ををトータルバランスでチェックしたうえで、靴の調整を行います。
きつい、ゆるい、履きにくい靴が、独自の調整技術によって履きやすくなり、足骨格を適切にサポートすることで、膝、腰、肩等の負担が軽減し、体全体に良い影響が及びます。
前足部が痛い
@靴のサイズが小さすぎて足が強く押し込められて痛む
A靴がゆるすぎて、足が前に滑り靴の前部に当たる
B靴のサイズは合っているが、足骨格に偏りがあり圧迫痛を受ける
C足(特に指)の形状と靴のデザインがマッチしていない
◎膝痛:
ほとんどは変形性膝関節症です。足関節の変位(ずれやゆがみ)により、足元のバランスが悪くなると、
重力の影響で膝に負担がかかり、関節の間にある軟骨がすり減ってしまい痛みを生じます。
◎腰痛:
足元のバランス不良により腰背部筋に過大な負担がかかることで痛みが生じます。
◎股関節・鼠径部痛:
さまざまな要因がありますが、多くは足関節の変位(ずれやゆがみ)や、歩行バランスの
不良によって重心が偏り、筋肉や関節部に緊張や負担を与えます。
左右の脚長差は痛みの原因になりますので、靴の補高とバランス調整をおすすめします。
◎肩こり:
肩の筋肉の血液循環が悪くなり、疲労物質や老廃物が筋肉内に蓄積する事でおこります。
原因はさまざまですが、多くは「身体のパランスの崩れ」=「足元の不安定」にあります。
体の土台である足元が足に合わない靴等で着地が不安定になり僅かでも傾くと、体が傾いてしまい、
これを直そうと膝・腰・背・肩・首が交互に反対方向へ傾いて、全身に大きなひずみを起こします。
肩がまるまり、猫背になったり姿勢が悪くなり、体のバランスが崩れて、筋肉に負担をかけることで、
肩こりや首・背中の痛みがおこります。
◎O脚・X脚:
O脚は、両膝が外側に張り出し、脚がアルファベットの「O」の字のように曲がった状態です。
若い方にも多くみられます。痛みはありませんが、中年期以降に膝痛を生じやすくなりますので、
靴調整でバランスの良い歩き方をすることが予防対策にもつながります。
X脚は、O脚とは逆に脚がアルファベットの「X」の字のように内側に曲がった状態です
※さまざまな痛みや体調不良は足元のアンパランスから誘発されます。
【頭痛・冷え性・生理痛・胃弱・便秘・食欲不振・疲労・イライラ・自律神経失調症】
靴調整で多くの方が、体に良い影響を受けていることを実感されています。
◎脚長差:
左右の脚の長さが違うことです。数ミリ程度の差はそれほど珍しいことではありません。
脚長差は数ミリ程度でも背骨の変形の誘因となり、肩こりや腰痛を引き起こします。
数ミリ〜1p位であれば、靴のデザインによって内部インソールで調整が可能ですが、それ以上
は底の補高が必要です。どのような脚長差でも対応いたしますのでご持参ください、歩行バランス
と一緒に履きやすいように調整と補高修理をさせていただきます。
ポリオ等で左右の脚の状況が著しく異なる方等は片足が外側に倒れるような状態で体の負担になります。
靴底面に小さな傾斜をつけた補高をすると歩行がラクになります。
◎足装具使用:
交通事故・脳梗塞・脳卒中等で足装具を付けている方は靴で悩んでいる方が
多くいらっしゃいます。装具を入れる必要上、ブカブカの靴を履いていることが多く、
体の負担になっています。お気軽にご相談ください。
◎リウマチの方:
リウマチの方は、ゆるい靴を履いていることが多く、
足裏のタコや指の変形がひどく、つらい痛みで悩んでいる方が大勢いらっしゃいます。
靴調整でバランスを改善し、タコの痛みも軽くなります。
スクールローファ
ダンスシューズ
ゴルフシューズ
ジョギング、ウォーキングシューズ
安全靴、登山靴